もっと詳しく楽譜を見てみよう

楽譜に書かれているのは、リズムやメロディだけではありません。ときには、演奏するスピードの速さや、感情表現の強弱なども書かれています。くり返し記号を使って、よりシンプルに楽譜が見れるような工夫もあります。楽譜が読むことができるようになると、その曲を歌ったり、演奏したりできるようになります。書くことができれば、自分の音楽を他の人に伝えることだってできるんです!楽譜から作曲者の意図を読み取ることができれば、何百年も昔の人と音楽で会話することができるんです!より深く楽譜を読み取れるようになって、音楽をめいっぱい楽みましょう!!

今回はからは、楽譜の読み方について、もう少し詳しく説明して行きます。楽譜を見手にした時に一番最初に見るのはどこでしょうか?それはもちろん、楽譜の先頭の部分ですね?一般的な楽譜ならば、いちばん左上になります。ここには、楽曲を演奏するのに必要なさまざまな情報が書かれています。楽譜の先頭にある情報楽譜の先頭には、楽曲を演奏するのに必要な、さまざまな情報が書かれています。テンポの指定五線譜の上には、その曲...

同じ演奏を繰り返すとき、一般的な練習用の楽譜では「反復記号」とか「繰り返し記号」と呼ばれる記号を使って、省略して書かれます。この反復記号の読み方が分かっていないと、楽譜のどこを演奏すれば良いのか分からなくなって、迷子になってしまいます。そうならないために、基本的な記号の働きを覚えておきましょう。反復記号(セクション・リピート)複数の小節を使った、ある程度まとまった内容を繰り返し演奏するときは、"反...

ほとんどの楽器は、弾き手によって音に強弱をつけることができます。音楽で感情を表現するときに、音の強弱はとても重要です。その演奏時の音の強さ・弱さを楽譜上で表すものが「強弱記号」です。ピアノとフォルテ演奏の強弱を表す代表的な記号は"p(ピアノ)"と"f(フォルテ)"の2つです。・p=ピアノは「弱く」・f=フォルテは「強く」という意味です。効果を強めたりやわらげたりするp(ピアノ)とf(フォルテ)、こ...

感情の起伏は、いきなり強くなったり弱くなったりするだけではありません。あふれ出る感情が徐々に強まったり弱まったりすることもあります。演奏中、徐々に強弱を変化させる記号も、もちろんあります。徐々に変化させる強弱を徐々に変化させる記号の代表格は・クレッシェンド・デクレッシェンドの2つです。楽譜上ではそれぞれ cresc. decr.と書かれたり、不等号のような記号で書かれたりします。使い方は見たままの...

楽曲中、ある一部だけ音程を少し上げたいとか、少し下げたいというときに使われるのが「臨時記号」です。臨時記号の種類音程を、半音だけ上げたり、下げたりする記号はコチラで説明しましたね?・♯ シャープ 半音上げる・♭ フラット 半音下げるこの2つがありました。これにもう一つ、(ナチュラル)という記号があります。これは「♯や♭で変化した音を元に戻す」役割があります。この♯・♭・ が、主に使われる臨時記号...