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ウラってどこだ?
ポップスやロックなどでは「ウラにアクセントを入れる」なんて言ったりします。
この"ウラ"って一体、どこなんでしょうか?
ウラは偶数の拍
ウラという概念を知るために、まずはこの演奏を聞いてみましょう。
こんな風に、偶数の拍の時にアクセントを入れると、
なんだかノリが軽くなるように感じますね?
これが「ウラをとる」ということです。
ウラというのは、表・裏のウラのことです。
4分の4拍子のときに、1・3拍の奇数拍を表と考えると、
2・4拍の偶数拍が、裏になります。
八部音符や二部音符の単位で"表・裏"を考えることもあります。
ウラを感じとる
ウラをとることによって、曲のノリに跳ねるような、軽やかな雰囲気が出ます。
これが、ポップスやロックなどの曲調に合っているんですよね。
だから、ウラを感じるというは、とても重要な感覚になります。
こればっかりは、言葉で説明を読んだだけでは身につきません。
良く音楽を聞いて、たくさん練習して、
ウラの感覚を身につけましょう。
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