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コードって何?

ハーモニーの組み合わせを、音楽的に説明したのが"コード理論"です。
今回はその「コード」についてお話ししていきましょう。

 

 

コードの意味

コード(chord)は和訳すると「和音」という言葉になります。
2つ以上の音が同時に鳴っている状態です。
音楽的理論では、このうち3つの音が同時に鳴っている「3和音」を基本に考えます。

 

(2つの音で成り立つコード演奏もありますが、
その場合は、3和音から1つ音を省略した形として考えます。)

 

 

単音楽器で作るコード

コードは複数の音を重ねて鳴らすものです。
でも楽器のなかには、一度に一つの音しか出せないものもあります。
歌声だって、一つの音しか出せませんよね?

 

「そういう単音楽器や、歌でコードを鳴らすことはできないの?」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 

一つしか音が出せない楽器でも、
2人以上で鳴らせば、複数の音を出すことができますよね?

 

それぞれがコードの構成音を一つずつ鳴らせば、
同時に複数の音を重ねることができます。

 

また、同時に鳴らすだけがコードの表現だけではありません。
コードの構成音を1音ずつ連続で鳴らすこともあります。

 

上の動画のような演奏をアルペジオと言ったりすることもあります。
最初は、ド・ミ・ソと、1音ずつ出しています。
それでもなんとなく、後半のCのコードと同じ仲間のようなイメージがしますよね?

 

 

こんな風に、単音で弾いてもコード感を感じさせる。
それが、良い楽曲を作る重要なポイントです。

 

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