ハーモニー

音楽に必要な要素に「メロディー」と「リズム」だけでなく「ハーモニー」を加える場合もあります。音楽では、1つの音だけが鳴っているわけではありません。時には、いくつもの音が同時になることもありますよね?複数の音を同時に鳴らすことを“和音(わおん)”とか“ハーモニー”と言います。いくつもの音を重ねることで、より複雑で深みのある音の響きを出すことができるんです。

 

ハーモニー記事一覧

音楽を構成する要素には、メロディーとリズムがあるというのは最初に話しましたね?そして、音楽の響きをより深く・広くする重要な要素が"ハーモニー"です。音を重ねてみよう"ハーモニー"とは、2つ以上の異なる音が同時に鳴っている状態です。しかし音楽では、ただ闇雲に違う音を出せば良いというわけではありません。そこには、音楽として心地良く聞こえるような、"調和"が必要になるのです。どうでしょうか?前半の音は、...

ハーモニーの組み合わせを、音楽的に説明したのが"コード理論"です。今回はその「コード」についてお話ししていきましょう。コードの意味コード(chord)は和訳すると「和音」という言葉になります。2つ以上の音が同時に鳴っている状態です。音楽的理論では、このうち3つの音が同時に鳴っている「3和音」を基本に考えます。(2つの音で成り立つコード演奏もありますが、その場合は、3和音から1つ音を省略した形として...

コードというのは、2つ以上の音を重ねた"和音"のことです。音楽理論では、3つの音を重ねた「3和音」を基本形と考えます。まずは、この3和音のつくりを解説していきましょう。音の重ね方「3和音」と言っても、なんでもいいからとにかく3つの音を重ねれば良いというわけではありません。音の重なりの調和を考えて、音楽的に聞こえるように 並べなければいけません。最も基本的な3和音は、1度の音に、奇数の度数を2つ積み...

キーの長調と短調については、というのはココで説明しましたね?同じように、コードにも長調と短調(メジャー・マイナー)があります。コードのメジャー・マイナーを決めるのは、簡単にいうと、3rdの音です。コードの長・短を決める音コードの3rd、つまり3度の音には、長3度と短3度があります。ズバリ言いましょう!!・3rdが長3度のときは、メジャー・コード・3rdが短3度のときは、マイナー・コードになります。...

3和音のコードにもうひとつ音を重ねたのが4和音のコードです。重ねる音は、何でも良いわけではありません。ここでもやはり、調和のとれた音を選ぶ必要があります。7th(セブンス)4和音を弾く時、基本的には3和音に7度の音を加えます。7度の音は、英語で7th(セブンス)とも呼びます。ロックやポップスの世界では、セブンスと呼ぶ方が多いですね。7度(ななど)よりもなんとなく格好良く聞こえるからでしょうか?何故...

ハーモニーの最後に"伴奏"について触れておきましょう。伴奏は、音楽の三大要素のひとつ「ハーモニー」の役割を大きく担っています。メロディーだけでは足りないコードの音を追加して、音楽的な深みを出します。伴奏とは?伴奏というのは、楽曲のメインであるメロディーを引き立てて、より豊かに音楽的な響きを作り出すためのものです。言葉では分かりにくいですよね?実際に例を見てみましょう。この動画では、右手でメロディー...