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フレーズって何?

メロディーを語るときに、よく「フレーズ」という言葉が出てきます。
この"フレーズ"って、いったい何なのでしょうか?

 

 

メロディーとフレーズの違い

フレーズとは、メロディーのひと区切りのことを言います。

 

メロディーは"いくつかの音が連続して鳴っている状態"です。

 

でも「ド~ミ~」と2つの音が鳴っているだけでは、
あまり音楽的には感じませんよね?

 

そこで「ドーミーソーミードー」なんて続けてみたらどうですか?
なんだか音楽的に聞こえてきますよね?

 

こんな風に、メロディーが音楽的に聞こえるような一区切りをフレーズと言います。

 

 

フレーズの範囲

楽譜の上では、具体的にフレーズ位置の指示はありません。
どこからどこまでをフレーズとするのかは、演奏者や指揮者に任されます。

 

だからといって、難しく考える必要はありません。

 

 

一度楽曲を聞いたり、演奏してみれば
何となく音楽的なフレーズの区切りを
自然と感じることができるはずです。

 

フレーズの区切りは、文章における句読点のようなものです。
私たちが文章を書くときも「ここは点を打った方がいいな」とか
「文章の終わりは丸をつけよう」というのが何となく分かりますよね?

 

次回からは、メロディーやフレーズがどうやって出来ているのかを
説明していきましょう。

 

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