【スポンサーリンク】

 

ものさし(スケール)を移動させる

スケールについて、もう少し説明して行きましょう。

 

 

前回は、Cメジャー・コードを例に見てきました。
それでは、違うコードになったときはどうすれば良いのでしょうか?

 

 

コードが変わったときは?

スケールというのは「音のものさし」です。

 

みなさん、どうやって物差しを使ていますか?
まずは最初の位置に「ゼロ」を合わせますよね。
違う場所を測りたくなったら、またゼロを移動させますよね。

 

それと一緒で、Cのスケールのときは最初(1st)にCを合わせ
あとはスケールの間隔どおりに音を並べました。

 

これがGのコードに変わったときは、1stの音をGに合わせて、
続く音をスケールの間隔通りに並べるだけです。
pic89.gif

 

これだけで良いんですね。

 

実際にピアノで鍵盤を見てみましょう。
CからGまでは3音半離れています。
つまり(白鍵・黒鍵合わせて)鍵盤7個分ですね。

 

Cメジャー・スケールの音の並びはそのままで、
横に鍵盤7個分だけ移動すれば良いのです。

 

手順としては

1.スケールの1音目(1st)を決める。
2.スケールの間隔を維持したまま音が横にずれる。

 

これだけでいいんです。
スケールなんて難しくないですよね。

 

スケールを移動することを「スケール・チェンジ」と言ったりもします。

 

 

スケールの横移動

もう少し例を見てみましょう。

 

音階のインターバルは決まっています。
例えば、長調(メジャー・キー)ならば、
全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音 という間隔です。

 

Eメジャー・キーだったら、Eの音から始まって、
全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音 という間隔で音が並んでいます。
pic90.gif

 

スケールという物差しで考えてみましょう。
この間隔を維持したまま横に移動するだけで、調を変えることになるんですね。

 

CからDへ移動してみよう

ここでちょっと、実際に移調した音を聞いてみましょう。

 

最初は、おなじみの「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」
その次が「レ」からはじまる"D"の音階(スケール)です。

 

全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音
という音の間隔をキープしたまま1音ずつ移動します。

 

すると、

Cメジャー
C D E F G A B

 

Dメジャー
D E ♯F G A B ♯C

 

という音の並びになります。

 

あれ?
「レ」からはじまってるはずなのに、
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」と鳴っているように聞こえませんか?

 

 

音の名前が変化するときの項で
「階名はキー(調)によって名前が変わる」と説明しましたよね?

 

スケールのインターバルが同じならば、
どの音から始まっても「ドレミ~」という音階に聞こえるのです。
だから、それに合わせて階名が変わるんですね。

 

「音のものさし」は「ドレミ~のものさし」のことだったんですね!!

 

「ドレミ~」を横移動させてキーを変える。
難しいスケールも、そんな風に感覚的にとらえると分かりやすいですね!

 

【スポンサーリンク】



 

 

ものさし(スケール)を移動させる関連ページ

フレーズって何?
メロディーを語るときに、よく「フレーズ」という言葉が出てきます。 この"フレーズ"って、いったい何なのでしょうか?   メロディーとフレーズの違い フレーズとは、メロディーのひと区切りのこ
スケールはメロディーを作るものさし
作曲家の人たちは、いつもどうやって曲を作っているのでしょう? 頭に「フッ」とメロディーが浮かぶまで待っているのでしょうか? もちろんそんな風に自然と音楽ができてしまうこともあります。 しかし
スケールを使ってみよう
「スケールってなんだか難しいし、覚えるのも大変」 「初心者が知っていても意味がないのでは?」 なんて思っている人もいるかもしれません。 たしかに、最初は難しく感じるかもしれません
協和音と不協和音
「不協和音」って言葉を聞いたことがありますよね? チームやプロジェクトの輪を乱す人がいたり、 物事がうまく行かないときに使ったします。 この言葉、実は音楽用語から来ているんですよ