楽譜は音楽の設計図

「楽譜」と言われると、難しいものだと思ってしまうかもしれません。でも、本来楽譜というのは「誰でも簡単に楽器を演奏したり、うたを歌ったりするために考えられたもの」なんです。楽譜が難しかったら、誰も楽器が演奏できなくなってしまいます。楽譜は、ずっと昔から、音楽を楽しむ人みんなが読んで来たものです。ちょっと勉強すればすぐに分かるようになる簡単なものなんですよ。まずは、音符の読み方など、簡単なことから覚えて行きましょう。

 

楽譜は音楽の設計図記事一覧

みなさんは、楽譜を見たことがありますか?楽譜の上には、なんだかオタマジャクシのような黒い丸がたくさん並んでいますよね?あのオタマジャクシには、どんな意味があるのでしょうか?オタマジャクシ=音符楽譜に並んでいるオタマジャクシは「音符」(おんぷ)と言います。オタマジャクシ1匹が、それぞれひとつの音を表しています。こんな風に、黒い丸にいろいろな形のシッポが付いていたり、白い丸や、シッポが付いていなかった...

楽譜を見てみると、いろいろな形のオタマジャクシ=音符がありますよね?この形が、出すべき音の長さを決めています。つまり、音符の形でリズムが分かるようになっているのですね。全音符が一番音が長く、2分、4分と音が短くなっていきます。実際に動画で音の長さを確認してみましょう。すべての基準の四分音符では、代表的な音符の形を説明して行きましょう。まず一番の基準となるのが、四分音符です。黒いオタマジャクシから、...

音楽はずっと音が鳴り続けているわけではありません。ときには、何も音を出さないでいる時間も有ります。そんな"休み"の時間をあらわすのが「休符」(きゅうふ)です。休符にもいろいろな形があります。そしてまた音符と同じように、形によって休みの長さが決まります。全休符が一番音が長く、2分、4分と休む時間が短くなっていきます。それぞれの長さをまとめた動画を見て確認しましょう。休みのタイミングが分かりやすいよう...

音符や休符は全て、倍か半分ずつの長さで形が変わりました。でも音楽の中には、それだけでは表せないリズムもあります。そんな時は、音符や休符に記号をつけて表記します。点をつけると1.5倍オタマジャクシの横に、小さな黒い点が付いていることがあります。これはゴミではありません。「付点音符」と言って、もとの音符の半分の長さがさらにプラスされます。つまり、もとの音符の1.5倍の長さになります。四分音符に付点がつ...

ではいよいよ五線譜を読んでみましょう。五線譜は、音の高さや長さを分かりやすく表したものです。誰が見ても、すぐに理解できるように作られています。ですから、簡単に読み取ることができるものなのです。気軽な気持ちで読んでみましょう。五線譜のつくり五線譜は、名前の通りに、5本の線が書かれています。下から第1線、第2線・・・・・線と線の隙間を、第1間、第2間・・・・と呼びます。この五線譜の中に、音符(オタマジ...